HubSpotを導入するメリットとは?有効に活用するためのポイントも合わせてご紹介

HubSpotを導入するメリットとは?有効に活用するためのポイントも合わせてご紹介

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HubSpotを導入するからには、しっかりと運用して成果を上げていきたいですよね。せっかく導入するのだから、きちんと設計して活用していきたいもの。

機能面等、メリットを把握した上で導入を検討されたい皆様に向け、各ソフトウェアのメリットや、そのメリットを得るために注意することなどをご紹介していきます。

HubSpotは世界120ヶ国以上・約184,000社に導入されているCRMプラットフォームで、CRMツールだけでなくMA(マーケティングオートメーション)ツールや営業支援ツールなど様々な機能を持ち合わせています。

データの一元化、リードの獲得、顧客の購買活動などを後押しするマーケティング活動に力を入れていきたい企業にとっておすすめのサービスです。低コストで導入できますので、事業規模が小さい段階でも採用しやすいでしょう。

Marketing Hubの主な目的は、見込み客との関係性を築いていくことで企業内の業務効率化を図ること。インバウンドマーケティングに役立つソフトウェアを導入するとどのようなメリットがあるのでしょうか。

ブログの運用やEメールマーケティングなど様々なことができますが、なんといってもその使いやすさが特徴的。例えばランディングページの運用であれば、コーディングなど専門的な知識がなくてもデザイン性の高いページを作成できます。

ブログ 構築 イラスト

Webサイトのトラフィック分析機能も備わっていますので、直帰率やページの平均滞在時間といったコンテンツのパフォーマンスも詳細なフィルターを使って確認できます。知識が浅い方でも見込み客の反応を見ながら分析し、ページの改善を行えます。

リストにメールを一斉送信できる機能やテンプレート機能など、Eメールマーケティングに関する機能が充実しており、開封率やクリック率を確認することも可能です。パーソナライズされたメールを送ることもできます。

Marketing Hubを導入するメリット

▼コーディング知識がなくてもデザイン性の高いLPやブログを作成できる

▼知識が浅い方でも顧客の反応を見ながらページの改善ができる

▼Eメールマーケティングに関する機能が充実している

こちらは営業活動を支援するために必要なプロセスや機能が集約されたプラットフォームです。営業活動を見える化・効率化させることで顧客との信頼関係をうまく築くことができ、多くの取引を成約へと導きます。Sales Hubを導入すると以下のようなメリットがあります。

メールや電話でのアプローチをサポートする機能が充実しています。

例えばメールでは、アプローチの効果が高い文章をテンプレート化することが可能。Gmail、Office 365、Outlookの受信トレイから1クリックでテンプレートを呼び出せるため便利です。

電話に関しては、個人に割り当てられる電話番号でブラウザから発信できます。VoIP通話や一般回線から1クリックでプロスペクトに発信できるほか、録音機能も備わっています。

パソコン 女性 イラスト

GmailやOutlookと連携することで、資料の共有や見積書作成、さらには打ち合わせの日程調整といったルーティン作業の効率化も図れます。

スケジュール等はGoogleカレンダーなどと同期できるため、すでに予定で埋まっている日時など常に最新の空き状況を把握でき、効率的にスケジュールを調整できます。

取引パイプラインツールでは、取引の作成にタスクの割り当て、見込み客のトラッキングなど、1か所から簡単に作業できるように。

パイプラインの管理では「問い合わせ」「商談中」「見積もり提示中」など営業のプロセスを複数の段階に分けて可視化して把握できるため、商談の流れを止めることなく目標達成に向けたアクションを取ることができます。

Sales Hubを導入するメリット

▼顧客に合ったメール・電話でのアプローチをサポートしてくれる

▼Googleカレンダーとの同期でミーティング調整などを効率化

▼パイプライン管理で営業活動を可視化

Service Hubは顧客との関係構築に大きく役立つソフトウェアです。

顧客とのサポート業務に迅速に対応できる機能が備わっているため、顧客満足度の向上を目指しているチームにとって最適なツールといえるでしょう。Service Hubを導入するメリットは以下の通りです。

新規の問い合わせチケットを発行したり進行中や対応済みの問い合わせを確認できたりと、顧客との関係性を築いていくのに役立つ機能が多数備わっているソフトウェアです。

チケットの状況を一目で把握できるため、それぞれ問い合わせの管理がしやすく、コミュニケーションがスムーズに進展することで迅速な課題解決が可能となります。構築やカスタマイズはノーコードで簡単に行えます。

チャット機能を活用することで訪れたユーザーとリアルタイムでやりとりできるようになります。問い合わせ内容によって課題解決に繋がるコンテンツを紹介したり、別の担当者に引き継ぐことが可能に。やり取りは全て共有の受信トレイに蓄積されるため、チームで詳細の確認もできます。タスクを自動化できる「チャットボット」もコーディングなしで作成できますよ。

Service Hubを導入するメリット

▼誰がどの問い合わせを対応したか、把握や管理ができる

▼リアルタイムで問い合わせ対応ができコミュニケーションの質を高められる

CMS Hubは、テキスト・画像・レイアウト情報など、Webサイトのコンテンツを構成するために必要な情報を一元的に管理しているシステムです。 コーディングなどの専門知識がなくても直感的な操作が可能。ノーコードで簡単にWebサイトを作れるといったメリットがあります。

例えばブログを作成する場合。テンプレートを選択後、文章や画像、見出しなどのコンテンツ制作に進みますがコーディング等の知識は不要です。

画面内にある「モジュールリスト」から、目次・見出し・テーブルなど、入れたいコンテンツをドラッグ&ドロップするだけで作成できてしまいます。

パソコン システム 構築 イラスト

ソースコードを書かなくてもWebサイトの管理や運用を行うことができるため、プログラミング言語など専門知識を持つエンジニアやコーダーといった人材がいなくてもWebサイトの制作や更新作業ができるのです。

「Webサイトの管理は○○さんしかできない」といった属人化がなく、誰でも操作できますので、サイトの管理や更新作業の時間を削減できます。

CMS Hubを導入するメリット

▼ドラッグ&ドロップするだけでデザイン性の高いコンテンツを作成できる

▼ノーコードのため属人化を回避でき、誰でも作業できるようになる

Operation Hubは、顧客情報を同期したりビジネスプロセスを自動化したりと、マーケティングセールスの効率化を図るための機能が揃ったオペレーション支援ソフトウェアです。導入すると、どんなメリットがあるのでしょうか。

Operation Hubの特徴は、顧客情報を整理したりアプリを連携したりと、あらゆる情報を1つのCRMプラットフォーム上で対応できるようになることです。

例えば顧客管理について。部署ごとに個別で管理している場合、他部署と共有ができずにサイロ化してしまうでしょう。部署ごとに管理していたデータを集約し、データの整理やクリーンアップを行うことで、データの整合性を高められるかもしれません。  

Googleカレンダー・Zoom・X(Twitter)などの他社サービスとの連携も可能。IT知識が浅めな方、とにかくデータやシステムを一元化させたいという方にもおすすめです。

CMS Hubを導入するメリット

▼アプリや他社サービスとの連携も可能!

データやシステムを一元化させたい方におすすめ

使える機能の多さや使いやすさに定評がありますが、場合によっては宝の持ち腐れとなることも……。しっかりとメリットを得ながら活用していくためのポイントとして、以下が挙げられます。

  • 導入理由や提供サービスを理解していないと宝の持ち腐れとなる
  • 目的にあったプランを見極める
  • チームメンバーをトレーニングする
  • データを一元管理する
  • 自動化ツールを活用する
  • カスタマイズ機能を利用する

 

働く女性 パソコン イラスト

自社の課題を解決するためには、目的にあった設計をすることが大切です。しかし設計をするにも、そもそもHubSpotで何ができるのか、使える機能やサービスを理解していないと宝の持ち腐れとなってしまいます。

企業によって導入目的は様々ですが、自社にとってどのソフトウェアが最適であるかを整理・選別することで、”宝の持ち腐れ状態”からは避けられます。なぜ導入するのかを洗い出し、また提供サービスをきちんと把握した上で自社の問題を解決できるのか考えてみましょう。

トラブルや不具合に見舞われた際、どう対応してくれるのかサポート体制を確認しておくことも、メリットを得るために大切なポイントです。

チームメンバーをトレーニングする

HubSpotを最大限に活用するためには、利用するであろうチームメンバーを効果的にトレーニングすることが重要です。HubSpotは多機能であるため、その機能を熟知したチームメンバーがいることは、業務の効率化や成果向上に直結します。公式のオンラインコースやワークショップを活用し、定期的にスキルをアップデートすることで、メンバー全員が最新の情報とベストプラクティスを身につけることができます。

データを一元管理する

HubSpotのCRM機能を活用すれば、顧客情報やマーケティングデータを一箇所に集約でき、チーム全体で情報をシームレスに共有・利用できます。これにより、顧客への対応が迅速になり、ビジネスの洞察力が向上します。

自動化ツールを活用する

自動化ツールを活用することで、日常業務の効率化が図れます。HubSpotのワークフロー機能を利用すれば、リードのナーチャリングやフォローアップメールの送信など、繰り返しのタスクを自動化でき、チームはより戦略的な業務に専念できます。これにより、業務のスピードと精度が向上し、顧客満足度も向上するでしょう。

カスタマイズ機能を利用する

HubSpotは高い柔軟性を持ち、企業の特定のニーズに合わせてダッシュボードやレポートをカスタマイズできます。これにより、ビジネスの現状を正確に把握し、データに基づいた意思決定が可能になります。これらのポイントを実践することで、HubSpotの導入効果を最大化し、ビジネスの成長を加速させることができるでしょう。

今回は、HubSpotを導入するメリットや、利点をあまり感じられない方がどうしたらメリットを得られるのかについてご紹介してきました。

宝の持ち腐れとならないよう、何のために導入するのか、目的にあったプランはどれなのかを明確にし、機能性を十分に理解した上で運用していきましょう。

▼HubSpotって何?
弊社では、HubSpotを扱ったことがない方向けに『
HubSpotの基本情報』をまとめた記事を公開しています。HubSpotとは一体何か、概要を知りたい方はこちらの記事をご参照ください。

参考サイト:【初心者必見最新版】HubSpotとは?基本情報

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