〜HubSpotメール機能〜操作手順やメールの作成方法をまるっと解説!

〜HubSpotメール機能〜操作手順やメールの作成方法をまるっと解説!

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様々な機能を活用できるHubSpot。マーケティング施策の一環として、Eメールマーケティングに力を入れていきたいという方もいるでしょう。そんな方こそ、HubSpotのメール機能を活用してみませんか?

コーディング等、難しい知識は必要ありません。ドラッグ&ドロップで簡単に編集できる便利な機能を活用して効果的なメールを作成することができます。

HubSpotでメールを利用する場面といえば、『マーケティングEメール』の送信、『セールスEメール』の送信、『共有アドレスEメール』の送信の3パターンです。

今回はEメールマーケティングに取り組むための前準備として、『マーケティングEメール』を送信する前に準備しておきたい箇所や、新規メールの作成方法、メールの送信方法についてご紹介いたします。

迷惑メール防止法(アメリカのCAN-SPAM法)に準拠し、『送信者の名前』『住所』『Eメール購読管理リンク』の掲載を必須としているHubSpot。

HubSpotを経由して送信されるマーケティングEメールのすべてにおいて迷惑メール防止法のガイドラインに従う必要があるため、まずは以下の3点を設定しておきましょう。

【1】サブスクリプションタイプの指定
【2】Eメールフッターの適切な記載
【3】購読解除ページ

※コンタクトを「マーケティングコンタクト」として登録しておきましょう。(数量に応じて課金対象となります)
マーケティングコンタクトでないコンタクトの場合、無料アカウントは100万件まで、有料アカウントは1,500万件まで登録可能です。

▼設定>マーケティング>Eメール>配信カテゴリー(タブ)

(1)「配信カテゴリーを作成」をクリック

(2)言語・サブスクリプション名・説明欄を記入する

(3)「作成」をクリックして完了

配信カテゴリーを設定すれば、Eメール配信の設定を管理したり、必要なEメールだけを受け取れたりできるようになります。HubSpotアカウントで作成できるのは最大1,000万件までです。

▼設定>マーケティング>Eメール>設定(タブ)

(1)フッターセクションの「編集」をクリック

(2)必要事項を入力して保存をクリック
すべてのEメールに会社名、都道府県、市区町村、住所の記載が必要です。
※Enterpriseプランではオフィスの所在地を複数件登録できます。

※Eメールフッターのカスタマイズを行えるのは、Marketig HubのProfessionalもしくはEnterpriseプランのみとなっています。

▼マーケティング>Eメール

(1)ページ右上の「Eメールを作成」もしくは下書き保存中のEメールを編集

(2)オフィスの所在地を選択

(3)「表示」でカスタム、また配信設定リンクも選択
配信設定リンクでは、「配信解除」「配信設定を変更」を両方もしくは1つを表示させるかを選べます。

(4)「カスタムフッター」の「パーソナライズ」をクリック

(5)Eメールフッターに含める値を選択。「パーソナライズトークンを挿入」からオフィスの所在地を選んでください。

(6)Eメールの配信設定を管理
配信解除や配信設定を変更する場合、「リンクを編集」からサブスクリプションリンクを選択し、「配信設定」もしくは「全てを配信解除」を選択してください。

▼設定>マーケティング>Eメール>配信カテゴリー(タブ)

(1)ドロップダウンメニューから、各サブスクリプションページに使用するテンプレートを選択

(2)「ページを編集」をクリックしてテンプレートを編集

パソコンとメールのイラスト

事前の設定や準備ができたら、Eメールの作成に進みましょう。

▼マーケティング>Eメール

(1)ページ右上の「Eメールを作成」をクリック

(2)Eメールのタイプを選択
※ワークフローを使用して送信:「自動送信」を選択
 日時を指定して一度のみ送信:「通常送信」を選択
 ブログやメールの更新を通知:「ブログ/RSS」を選択

(3)Eメールテンプレートを選択

〜コンテンツを追加したい場合〜
(1)コンテンツ一覧から追加したい要素をクリックし、Eメールエディターにドラッグ
※本文にCTAを配置したい場合:コンテンツモジュールのボタンを追加後、「リンク先」のメニューから「CTA」を選択

〜レイアウトを変更したい場合〜
(1)要素の上にマウスポインターを置き、左側の青いエッジ部分をクリック
(2)新しい位置にドラッグ

※要素を複製したり、削除したりも簡単に行えます。
 複製:「複製アイコンをクリック」/削除:「削除アイコンをクリック」 

〜フォントや文字色などを変更したい場合〜
(1)「設計」タブをクリック。背景色やフォントカラー、ボタンの色などを変更できるようになります。

〜一時保存したい場合〜
(1)保存するセクションにマウスオーバーして、「セクションを保存」を押します

(1)「設定」タブをクリックし、下記項目を編集

編集できるもの  
送信者名、送信者アドレス、件名、プレビューテキスト、  
サブスクリプションタイプ、言語 など

※送信者/送信者アドレスに指定のアドレスがない場合はアドレスの認証が必要です。「認証Eメールを送信」から対応してください。

〜テストメールを送信してみたい場合〜
(1)ページ右上の「テストEメールを送信」をクリック

(2)テストEメールの受信者を任意のコンタクトを選択した後に、「テストEメールを送信」をクリック

〜プレビュー画面を確認したい場合〜
(1)ページ右上の「アクション」から「プレビュー」をクリック
「デバイスプレビュー」と「クライアントプレビュー」の2種類があります。

★デバイスプレビューの場合
①「特定のコンタクトとしてプレビュー」:どのようにパーソナライズトークンが表示されているかを確認できる
②「デバイス」タブ:PCとモバイルでの表示のされ方を確認できる
③ブラウザで確認したい:「共有可能なリンクをコピー」からURLをコピーして表示
④プレーンテキストバージョン:プレーンテキストバージョンで確認できる

★Eメールクライアントのプレビューの場合
①「クライアント」タブをクリック
②「Eメールクライアント」から確認したいクライアントを選択
③「今すぐEメールをテスト」をクリック

※Marketing Hub Starterプランでは、Eメールクライアントのプレビューは利用できません。

パソコン画面とメールのイラスト

新規のメールが作成できたら、いよいよ送信です。HubSpotでは、ただメールを送信するのではなく、受信者のサンプルに対してA/Bテストを送ったり、パフォーマンスや健全性を確認したりと様々な機能がありますが、今回は『送信設定』についてご紹介いたします。

(1)Eメール変種画面から「送信またはスケジュール」をクリック

(2)「送信先」ドロップダウンメニューをクリック、受信者リストに追加するリストや個別コンタクトを選択

(3)「送信しない」ドロップダウンメニューをクリック、受信者リストから除外するリストや個別コンタクトを選択

(4)「エンゲージがないコンタクトに送信しない」を設定

(5)推定される受信者数の合計を確認
実際に配信はされないものの、購読を解除したコンタクトやマーケティングメールを購読していないコンタクトも含まれます。

(6)送信オプションを選択

(7)右上「確認および送信」をクリック、エラーや警告をクリアにして送信をクリック

(1)「アクション」をクリックし、「自動配信Eメールに変換する」を選択
もしはじめにEメールタイプを選び間違えても、メールを送信または公開するまでは交換可能です。

▼HubSpotとメールの連携方法、ステップメールの設定を解説した記事も公開中!詳しくは下記リンクよりご確認ください。

参考サイト:営業効率を上げるにはHubSpotのメール連携がおすすめ!連携するメリットや連携方法を解説

参考サイト:【ステップメール完全ガイド】HubSpotを活用して作成する効果的なメールとは?設定方法や成功の秘訣もご紹介

今回はEメールマーケティングを行うためのメールの設定方法や作成方法についてお伝えしてきました。
Hubspotは使える機能が多く、どれを選ぶべきか、またどうやって使えば良いのか迷ってしまう方も多いでしょう。しかし設定できれば操作性も簡単ですので、これを機にぜひ皆様もメールを使いこなしてEメールマーケティングに活用してみてくださいね。

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