HubSpotを導入し、アカウントの登録ができたらいよいよログインして運用が始まりますね。その前に大事なのが、今回のテーマである『ログイン方法』についてです。
アカウント登録後にスムーズにログインするための操作方法、初心者の方がつまづきやすい2要素認証について、さらにはうっかりパスワードを忘れてしまったときの対処法などをご紹介いたします。
まずはHubSpotのホームページにアクセスしていただき、右上の『サインイン』ボタンをクリックしてください。すると、ログインページへ進みます。
ログイン方法は大きく分けて3種類。種類は違えどログイン方法は同じですので、ご自身のお好みのもの、覚えやすいものをお選びください。
こちらは一般的なログイン方法と同じで、『登録アドレス』と『パスワード』を入力してログインするものです。『登録アドレス』と『パスワード』はログイン時に必要なものとなりますので、忘れないようにしましょう。
赤枠内、「Eメールアドレス」にご登録のアドレスを入れ、「次へ」を押します。
赤枠内にパスワードを入れ、「ログイン」を押します。
続いてご紹介するのは、Googleアカウントを利用したログイン方法です。ログインページに表示されている『Googleでログイン』ボタンを押し、そのまま進んでいくとGoogleアカウントの認証情報を用いてログインできます。
『Googleでログイン』ボタンを押すとアカウントの選択画面が出てきます。
Googleアカウントとの紐付けを最初に行っていれば、使用するアカウントを選択するだけでログインでき、毎回パスワードを入力する必要はありません。
SSO(Single Sign On)とは、1つのIDとパスワードで複数システムにアクセスできるようになるシステムのこと。利便性と安全性を兼ね備えており、統一された認証情報を用いれば組織全体でログインすることも可能です。
ログインページに表示されている『SSOを使用してログイン』ボタンをクリック。『シングルサインオンユーザー資格情報を使用してログイン』の記載があるページにて、担当者もしくは責任者から伝えられている指定のアドレスを入力するだけとこちらも簡単です。
すべてのユーザーが使えるわけではありません。Marketing Hub・Sales Hub・Service Hub、それぞれEnterpriseアカウントのみ、かつ企業でSSOのセットアップをされている方が対象となります。パスワードを忘れても、Googleアカウントを持っていなくても、HubSpotにログインすることができます。
HubSpotのログインに必要なのはユーザー名とパスワードのみですが、有料プランで契約している場合は『2要素認証ログイン』も求められます。
2要素認証とは、通常のログインだけでなく2つ目のデバイスを利用して本人確認することで不正アクセスから守るログイン方法です。パスワードのクラッキングリスクなどを下げられるため、通常のログイン後に別のデバイスを使用した追加の認証作業が求められます。
2要素認証については、HubSpotアカウントにログインする際に求められます。
2要素認証の有効・二次認証方法のセットアップ・全ユーザーに対して2要素認証の使用を有効化することで設定完了。
認証方法は以下の3種類から選ぶことができますが、今回は<1>の HubSpotモバイルアプリを使った認証方法についてご紹介いたします。
2要素認証をHubSpotモバイルアプリで認証を行う場合、パソコンからHubSpotにログインするとモバイルアプリには以下のような本人確認の通知が届きますので、内容を確認した後に『はい』を押しましょう。
モバイルアプリから認証すると、パソコン側では以下のようにプロンプトの確認を要求され、認証すると今後の2要素認証についてデバイスに記憶させるか否かを問われます。
なお2要素認証の設定は、「Starter」「Professional」「Enterprise」アカウントで必須となっています。無料アカウントの場合、スーパー管理者もしくはアカウントの既定値を編集する権限を持っている必要があります。
設定したパスワードを忘れてしまった場合は再設定することができます。
ログイン画面にある『パスワードを忘れた場合』をクリックし、アカウント作成時に登録したアドレスにメールを送信します。
メールが届いたら手順に沿って新しいパスワードを設定しましょう。リセットが完了したら、ログインできるか試してみてください。
これまではログイン方法や2要素認証の確認方法といったノウハウをお伝えしてきましたが、ここからはよりスムーズにログインするための方法や注意点などをご紹介していきます。
ここまでログインのやり方についてお話ししてきましたが、前提としてHubSpotのアカウントの登録が済んでいないといけません。 HubSpotへのログインが初めての方は、アカウントの登録から始めましょう。 有料ユーザー、無料ユーザー、トライアルユーザーの方のみがログインできるようになります。
アカウントの登録が済んだら、HubSpotの管理画面が表示されるようになります。そこからログインできますので、ぜひサイトのブックマークをしておきましょう。
ブックマークし忘れてしまっても大丈夫。公式ページ右上の『サインイン』からログインページに飛ぶことができます。
無料プランにご登録いただいた方で120日以上ログインされていない場合、ご登録のアカウントが無効となる可能性がございます。
最後にログインした日から90日が経過するとログインリンクを記載したメールが送信されますし、もし無効化されたとしても90日以内であれば復旧させることも可能ですので、「登録したことをすっかり忘れてしまっていた」という方もご安心ください。
今回はHubSpotの管理画面にログインする方法や2要素認証の確認方法、ログイン時に気をつける点などを、画像とともに紹介いたしました。
HubSpotはお客様の個人情報を保存していくCRMツールですのでセキュリティ対策に徹することが大切です。セキュリティ面を強化してパスワードのクラッキングリスクを下げ、HubSpotに掲載されている様々な機能をどんどん活用していってくださいね。