【HubSpot】膨大なデータはAPIで連携! 連携方法・連携するメリットを合わせてご紹介

【HubSpot】膨大なデータはAPIで連携! 連携方法・連携するメリットを合わせてご紹介

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効率的にデジタルマーケティングを実施するためにHubSpotを導入したものの、膨大な情報量を管理するのは難しいもの。

「せっかく導入したのにうまく使いこなせていない」とお悩みの方は、HubSpotのAPI連携機能を活用してデータを連携してみましょう。

▼APIとは?

Application Programming Interfaceの略で、ソフトウェアやプログラムといったWebサービス同士を繋ぐ仕組みのこと。
連携することで、あるソフトウェアの機能を別のソフトウェアから呼び出せるようになる。

(例)
自社のWebサイトに地図を載せたいときにGoogleマップのAPIを利用する。
→自社サイトでGoogleマップの最新の地図を常に掲載できるようになる。

上記の例のように、HubSpotと他のシステムを連携することで様々な業務の効率化が望めるようになります。

そこで今回は、API連携をする方法を4種類、さらにはAPI連携をするメリットも合わせてご紹介していきます。膨大なデータの管理にお困りの方は、HubSpotとデータを連携させて楽にしていきましょう。

まずはじめに、HubSpotのAPI連携を行う方法を4パターンご紹介いたします。

HubSpot API イラスト

まず一つ目として、HubSpotの公式審査を通過した「HubSpot App Marketplace」から接続する方法があげられます。

HubSpotとお気に入りのツールを連携できるサービス「HubSpot App Marketplace」。数多くのパートナー企業が存在しており、GmailやSlack、Salesforceなど連携数は1,000件以上!豊富なラインナップが特徴的です。

どのサービスも独自の審査を通過しており、ユーザーにとって質の高いアプリが選ばれていますので、APIの連携が初めての方や初心者であっても安心して利用できるでしょう。

(1)では「HubSpot App Marketplace」との連携をご紹介しましたが、すべてのサービスに対応しているわけではありません。希望のサービスがMarketplace上にない場合は、「BizteX Connect」「Zapier」「Integromat」といった自動化ツールを利用しましょう。

どれもプログラミング不要。無料で様々なソフトウェアと連携できるようになります。

有名どころで言えば「Zapier」や「Integromat」。
「Zapier」ではGoogleスプレッドシートや、コンタクト作成ツールのGravity Formsとの連携が可能です。
「Integromat」ではFacebookやGoogle Cloud Storageなど、500以上ものアプリから選ぶことができ、コードなしで連携できます。

どのサービスも無料で利用できますが、無料版ではデータ容量やタスク量などに制限がありますので、有料プランの検討も考えておくと良さそうです。

パソコン コード イラスト

利用したいサービスがHubSpot App Marketplaceや自動化ツールにない場合、自らコードを書いて連携する方法もあります。しかしAPIを呼び出すには、JavaScript、HTML5、CSS、PHP、Python、Node.jsなどの知識が必要なだけでなく、接続先のサービスもAPIを公開している必要があります。

高度なプログラミング知識を要すため、一から学ぶとなると膨大な時間がかかってしまいますし、社内エンジニアにコード開発を依頼するにしても工数が増えるためエンジニアへの負荷が大きくなります。

様々な方法があるにしても、専門的な分野となるため初心者にとっては難しいものです。自社内で連携するのが難しい場合、API連携を支援している会社に依頼する方法もあります。

導入方法や利用方法などのサポートをしてくれるだけでなく、連携後の戦略を設計してくれたり成功パターンを知れたりと、様々なメリットを受けられるでしょう。

続いて、API連携をするメリットについてもお伝えいたします。

先ほどもご紹介した通り、やはり様々なアプリと連携できる点が大きなメリットでしょう。

マーケティング・営業・カスタマーサービスなど、幅広い業務領域を支援しているHubSpotでは、HubSpot App Marketplace上に1,000件以上もの公式連携アプリを提供しています。

連携できるアプリの数は、2020年1月では500件だったのに対し、2022年1月の時点では1,000件を突破するなどその勢いも増しています。

▼API連携できるアプリ例

Googleカレンダー、Gmail、Salesforce、WordPress、Zoom、Slack、Mailchimp、Shopify、Eventbrite、G Suite、freee、Miitel など

APIは無料で提供されているものがほとんどで、プログラミング知識がなくても簡単に利用できます。

連携するにあたり一からコストやリソースをかけて開発する必要がないため、工数はもちろんコストを大幅に抑えることができます。

またAPI連携を用いることでデータの入力作業や処理業務などを自動化できるように。今まで人の手で動かしていた業務も効率化でき、作業時間の削減についても見込めます。

顧客情報の漏洩を防ぐべく、APIを提供している会社ではセキュリティ対策もしっかりと行われています。

従来のような紙媒体での情報管理では高いレベルのセキュリティ対策ができているとはあまりいえません。SNS認証などの既存システムを利用するなど、API連携を通じて高いセキュリティ対策も実現できます。

▼『APIキー』の定期的な更新が重要

利用する際はセキュリティ上の観点から、6か月を目安にAPIキーを更新しましょう。
HubSpotでAPIキーを作成している場合、設定から5か月後にEメール通知、6か月経つとサイドバーへのお知らせが来ます。

※『APIキー』の更新方法

(1)設定アイコン>連携>APIキーを選択
(2)「表示」をクリック>表示されたキーをコピー
(3)「アクション」よりプルダウンメニューを選択
(4)キーをローテーション>「今すぐこのキーをローテーションして期限切れにする」を選択
(5)無効化されたAPIキーを新しいキーへ置き換えることで更新完了

本記事では、API連携をする方法と合わせ、連携するメリットもお伝えいたしました。

API連携を自分の手で一から進めるには高度なプログラミング知識を要するため、開発コストを含め大きな工数がかかってしまいます。そうならないためにもHubSpotのAPIを活用して、手軽に業務の効率化を図っていきましょう。

記事でご紹介した以外にも様々なサービスがありますので、ご興味のある方はぜひ「HubSpot App Marketplace」を確認してみてくださいね。

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